華の園まで遊ばせん。
渋谷区文化総合センターさくらホールにて「土御門大路」を見た感想#4です。
*しつこくホールの名前を連呼中。やっと覚えたから連呼中(笑)
怒涛の勢いで東京5公演を見ましたが
時間を置いていままた見たいなぁと思っています。
とくに2幕の場面を幾度も記憶のなかで反芻しています。
「いかに殿御よ めづらしや」のあたりのあの色気と狂気
悠河さんの表情が忘れられません。
名古屋に行けないのがとても残念。
とまあPCに向かえば悠河さんのことばかり書いてますが、
もちろんそのほかにもいろいろ思ったのですよ…^^;
それを書いておこうと思います。
月乃助さんは明るい安倍晴明さんでした。
善良で人付き合いが上手で人の好さそうな
そして白拍子の舞が大好きな(笑)
総髪(ロン毛)なのも衝撃ですが、むしろ私はこちらのほうが衝撃^^;
頭が良すぎたり怪しい式神を使うと殿上人に疎まれたり、
狐の子と言われて育った屈折・・・とかはないみたいですね(笑)
仕事もできて皆から尊敬もされてた。
謙虚だし、お茶目だし。こりゃ人から好かれるよね的な。
これまで私が持っていた晴明のイメージ一掃。
そんな人の好さそうな大きい小父さんですが、
ひとたび陰陽師の仕事にはいると気迫がちがう。
どこから響くのかと思うような重低音の真言。
そのへんは、さすが月乃助さん。
かたちが綺麗。
ことばが明瞭。
「フッ」が好きでした。
あの声(呪文)は体力使いそう。
しっかり丹田に気が満ちてそう。
頼もしいかんじでした。
源頼光さんとは遊び友達みたいでした。
白拍子の舞を見にと誘われたらうれしそうに。
あまり世情に明るくない頼光さんをからかうのも好きみたいで
「女には気をつけられよ」「まことに気をつけられよ」と念を押してた。
また白拍子の舞を見に参りましょうと言い残して去っていこうとする頼光さんに
「まだ懲りておらぬな」とかも言ってた。
もう^^; うけるからって~。
たいへんお茶目で破綻のないおおらかなキャラでした。
(それって月乃助さん、まんま?)