カテゴリー「♖ 劇団☆新感線」の3件の記事

2025/02/24

真っ赤な嘘に染め上げろ

2月12日に博多座にて歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」を見てきました。

思っていた以上に新感線でした。
2007年版は見ていないんですが、この役は古田新太さんだな、高田聖子さんだな、粟根まことさんだろうな、と思ったり。

それに加えて、凄絶な立ち廻りや思わず見惚れてしまう所作、見得や六方、だんまり、人形振り、本水にさいごは宙乗りなど歌舞伎的演出が目白押しで、そこに大向こうもかかって、歌舞伎初心者の私には目を瞠る瞬間の連続でした。歌舞伎って凄いなあと感嘆しまくりでした。(一昨年見た「流白浪燦星(ルパン三世)」での愛之助さんのレクチャーがいまも歌舞伎を見る面白さをマシマシにしてくれています)

そしてやっぱり脚本に惚れ惚れしてしまうのは性かなぁ。
脚本も演出も演者もどこをとっても凄いなぁと感服しまくり。この打ちのめされるような満足感はなかなか味わえないなぁと大興奮、大満足の観劇体験でした。
歌舞伎って凄いエンタメだなぁと思いました。

松也さんのライ、幸四郎さんのサダミツの回だったのですが、ずっと幸四郎さんがいないなぁ・・と思っていて、さいごのさいごのカーテンコールでサダミツ登場時に背景の映像に幸四郎さんのお名前が出て、えええーっと驚きました。まんまとしてやられていました。
幸四郎さんがライをつとめる大千穐楽のライブ配信は平日だけれど見逃し配信もあるということなので購入しました。どんなライなのか楽しみです。
(けっきょく24日の松也さんのライブ配信も購入してしまって・・まんまとカモです・・)

松也さんのライは迫力が凄かったです。本当に剣に操られているように見えました。どういう体幹をしているんだろう・・。
口先では迎合しながら相手に顔が見えない向きで別の思惑がある表情を見せるのは「リチャード3世」ぽいなぁと思いました。
となると冒頭の3人の魔物(オボロ)に「王になる者」と言われるところが「マクベス」をリスペクトしているのかな。
歌舞伎以外の演劇にも挑戦してきた松也さんがいま、歌舞伎に誇りと充実感をもってこの舞台に立っている、そんな印象を受けました。

松也さんのライと尾上右近さんのキンタとの掛け合いもとても面白くて、シュテンの血人形の契りの意味がわかったときのライに僅かに動揺があったように見えたのは、端からシュテンと義兄弟の契りなどかわすつもりもなくて代わりにキンタの血をつかったことでキンタの命を危うくしたことを悟ってなのかな?
どんな相手も利用するし平然と騙し裏切ることもなんとも思っていないライだけど、ちょっとだけキンタに「あはれ」を感じているのかなぁと思いました。その本人さえ意識していないちょっとした「あはれ」が最終的に自滅につながるのがまたあはれでこの筋書きの痺れるところだなぁと思いました。
松也さんライと右近さんキンタの関係性がとても刺さったので、幸四郎さんのライとキンタではどうなるのだろうと興味がわいています。

時蔵さん演じるツナと坂東彌十郎さんのオオキミも好きだなぁと思いました。
時蔵さんのツナは女性性をほぼ封印した凛々しく美しい女性であるところがガツンと心を奪われました。すっとしたストイックな武人で女性で懊悩しがち。(まんまオスカルだな)それを女方が演じているところ。
(これまでもお嬢吉三や富姫や凜とした女方に心奪われていたから、ツナに惹かれるのは道理なのかな・・?)

オオキミは花道から登場のときから愛らしくて心掴まれました。「3人しかいないけど」もチャーミング。
玉座に上るため身を翻して打ちかけた着物を払う所作とタイミングがシキブともピタリと一緒で見惚れていました。
コミカルかと思いきやするっと様式美を決めるなど油断できない感じにぎゅっと心掴まれました。
坂東新悟さんが演じたシキブはじっさいに近くにいたら苦手なタイプだと思うのだけど、内に秘めたかなしみのようなものも感じて憎めない人だなぁと思いました。
そのかなしみというのは、ツナが感情を抑えているけれど心に嘘はないのとは対照的に、シキブは感情豊かに見せながら実は本心を隠して生きているからかなぁと思いました。そういうすごく女性ゆえな有り様にリアリティを感じてかなしくて憎めなかったのかなぁ。

観劇中のほぼどの瞬間も感動していてとても忙しかったです。演者のパフォーマンスにセリフに展開に。登場人物たちの名前にも。これってこういうこと? これってどういうこと? これって・・と。述べだすときりがないくらいに。とても面白かったです。

2月24日(松也さんライ千秋楽)と25日千穐楽(幸四郎さんライ)のライブ配信も購入したので、観劇中にこれは?あれは?と思っていたことを検証したり、ライが変わることでどうなるのかとか、また自分が何をどう思うのかとか、楽しみにしたいと思います。

| | | コメント (0)

2024/07/29

どいつもこいつも

7月24日に博多座にて劇団☆新感線の「バサラオ」を見てきました。

脚本家が怖い 

久々に脚本家って怖いと思いました。
緻密につくりあげられた世界観、その中で自在に戯れる感覚を味わいました。
イメージを具現化する演出、役者の力量にも感服でした。
終演してもしばしこの世界に浸っていたい、そんな作品に出会いました。
とはいえ短期間でリピートするには気力体力がそうとう必要なボリューム(内容)だったので映像でリピートしたいなぁと思います。(出ますよね??)

裏切り寝返り。敵と思えば味方に味方と思えば敵に、戦途中でも入れ替わり、こんどはどっち??? 登場人物たち皆がおのれの義を貫くゆえなんだけども。
どいつもこいつもロックだなぁ。
あ、いまのいいな、と思った次にはとんでもなく外道なふるまいにうげぇ、のドライブ感。

ヒュウガ/生田斗真さん

冒頭で生田斗真さん演じるヒュウガが歌っていた「眩しさと傷みは似ている」が観劇中ずっとあたまに残っていて、それって憧れのロックスターを見ていた時の感覚とおなじだなぁと。
憧れたロックスターのイメージが物語を背負ったらこんな感じになるのかなぁと思いました。
それにしてもあれだけ美しいの顔がいいのと連呼され、そのことが理由となり動機となる役を納得させて物語を成立させる生田斗真さんの凄さときたら・・。美しいと自ら言い他人に言われて刹那も揺らがない気力がもう、尋常ではないと思いました。(これが背負っているひとの迫力なんだ・・)

カイリ/中村倫也さん

カイリを演じる中村倫也さんの芝居の巧さはこれまた凄いなぁと思いました。
とんでもなく複雑で面倒で難しい役を齟齬なくあのラストに持っていった力量に驚きでした。
誰よりもいちばんいろんな人物と絡んでいて、その時々に見せる顔に違和がなくて、次々に変わる状況とも矛盾がない。おかしいじゃんとか納得できないとかにすこしもならなかったこと。それが不思議。凄すぎ。
エグい人物しか出てこない作品でしたが、いちばんマトモそうな顔をしていちばんエグかったのがカイリだったんではないかと。
あれとかあれとかあれとか・・・。その人物がどう行動するか、結果どうなるかも読んで布石を敷いていたってことですよね。ひぇ~怖い。
それは村にいるときからはじまっていて、再会は必然ってこと? 《犬》として諸国を渡り歩いていたのだからヒュウガの動向も知らないわけがないですよね。ひぇ~怖い怖い。
(ヒュウガがエリザベートならカイリはトートで、ヒュウガがトート閣下ならカイリはルキーニ、みたいな・・。《グランデ・アモーレ》ですよね)

サキド/りょうさん、アキノ/西野七瀬さん、クスマ/村木よし子さん

3人の女性リーダーたち、女大名サキド(りょうさん)、朝廷の戦女アキノ(西野七瀬さん)、朝廷側の落武者集団の女傑クスマ(村木よし子さん)は三者三様の性格と矜持で自分の意思で戦う姿がよかったです。
女性だからと黙らせられたりしない世界観。男性たちのなかで女性性を一身に引き受ける『紅一点キャラ』じゃなくて本当によいなぁと思いました。

派手好みの女大名サキドはハンサムで凄味があって最高でした。美と粋を追求する意気地《サキド好み》がゆえにヒュウガを意識せずにいられないんだろうなぁ。
アキノはトンデモアブナイ戦女(いくさめ)。自分のこだわりを追い求め一般的な価値には無頓着(ゆえに孤立してるけどそれも無頓着)。権力者にはこのうえなく手駒にしやすいタイプ。サキド様がおのれの美意識から常ならぬ道を選択するのに対してナチュラルボーンの逸脱者。彼女をほうっておけないカコ様(中谷さとみさん)の気持ちわかる~と思いました。
クスマはいちばん義理人情に篤い人間的な「いいひと」。だからこそ葛藤するし良心に縛られる。そこがほかの登場人物たちとは一線を画しているんだなぁと。ほんと傍若無人に好き勝手やる人たちに囲まれて分が悪すぎるけどその選択もクスマらしいなぁと思いました。(ゴノミカドの皇子とともに倒幕のために戦う天皇の忠臣クスマってクスノキサシゲですよね? え、まってもしかしてサキドってキドウヨ? ではキタタカ時?? ・・といまになって気づく・・)

ゴノミカド/古田新太さん

古田新太さんのゴノミカドは後醍醐天皇がモデルなのはまちがいないと思うのだけど、古田さんのゴノミカドでこれまで私のなかで曖昧模糊としていた後醍醐天皇の解像度が上がったような気がします。
凡人にも親しみやすい物言いやふるまい(ヤカラ文化の人びとに響きそうな)とはうらはらの知略。ポピュリズムを利用する専制君主みたいなアンビバレンスを平然と内在させて、苦労人らしいあたまの切れがあるかと思えば頑迷なところもあり、もはや何ものにも共感不能なかんじ。愚帝と見せてじつは尋常ではない切れ者?かと思いきややっぱり・・?(器が大きいのかそうではいのか、そこも自由自在なのか)
この人物と渡り合うキャラクターを作り上げようとしたらそりゃあトンデモないひとたちになるわ・・と思いました。
主人公のヒュウガやカイリもかれに対抗できるトンデモなスケールがないと納得できないですもん。
一昨年「薔薇とサムライ2」を見たとき、古田さんは後進に禅譲されるのかなぁなんて思ったのですが、いやいやいや。誰にも替わることができない取り扱い注意な不敵のゴノミカド古田さんを見られて大満足でした。

キタタカ/粟根まことさん、タダノミヤ/インディ高橋さん

執権キタタカの粟根まことさんは冒頭で世界観、登場人物たちの関係性を見せてここからはじまる物語への導入を助けてくれてやっぱり凄い役者さんだなぁと思いました。彼が悪の敵役なのかと思っていたら、あ——れ——? 彼よりもよっぽど酷いひとたちがいっぱい出てくる?? 物語の水準点みたいな役?
インディ高橋さん演じるゴノミカドの皇子タダノミヤは笑っていいのか悲しんでいいのか戸惑ってしまう不思議な存在。きっとその時の自分の心次第で変わる、そんな気がしました。

ひとときの夢を見ました

酷い登場人物ばかりで嫌な気持ちになりそうなのに不思議とそうはなりませんでした。
たぶん何ものにも媚びていないキャラばかりだったからかなぁ。キタタカの家来たちも自分の意思で追従しへつらってはいてもいやらしく媚びてはいない。
それから春をひさぐ者も登場しないのも大きいなぁ。
性愛が絡まないとこんなに女性は自由。女性に媚びさせない、女性だからと見下さず憐れまず対峙する男性たちのカッコ良さを感じました。
おそらくこの作品が好きだったいちばんの理由はこういうところだったんだと思います。現実では味わえない心地よさをしばしの時間味わえたからかなぁと。
叶うならこの物語の登場人物たちのように思うがままに生きてみたい。
そんな夢のひとときを見たような気がします。

| | | コメント (0)

2022/10/25

ぜんぶわたしだ。

10月17日にフェスティバルホールにて劇団☆新感線「薔薇とサムライ2」を見てきました。

青臭い中年あっぱれ。
元気をもらいました。
高度成長期生まれの私たちが若い人に残せるのは、夢を見る幸せ、理想を語る喜びだなと。

古田新太さんはバッキバキにキレのある殺陣をされる方だと思っていたのですが、今回はあれ?と思ったら早乙女友貴さんに化けてバッキバキにキレのある殺陣を披露されていました。
この手があったか!笑。
狡‥もとい、後継を育ててくという素敵な夢を見させてもらいました。

10数年もあれば世界は大きく変わるということを身をもって実感した今、歴史物の見方も変わりました。
前途洋々だったアンヌ女王とコルバニア国に獅子身中の虫が・・というのもリアリティを感じました。
そしてそれに立ち向かう若者たちの存在に涙が出そうでした。

なかでも好きだったのが五右衛門(古川新太さん)とマクシミリアン(早乙女友貴さん)の場面。
引き籠るマクシミリアンを否定するのではなく、箱の中で修行すればいいと言うところ。箱が小さいと感じたらもっと大きい箱の中で修行すればいいと。決して無理やり引っ張り出そうとはしないんだなぁ。
その後、忍者に扮した早乙女さんが味方のピンチに現れては助太刀してバッキバキにキレッキレの殺陣を披露する場面が見どころで、マクシミリアンいつの間にこんなに上達した??!と思ったら、なんと五右衛門が変化してる設定でした。騙された――!
とはいえラストのマクシミリアンの成長、うれしかったです。

見どころといえば、アンヌ(天海祐希さん)が某閣下のような扮装をして舞い降りたり?怪盗紳士となって黒燕尾姿で踊ってウィンクまで放っていたサービスシーンは宝塚ファン的にも大満足の美しさ&男役のキザリ健在。現役さんと遜色なく驚き。
歌詞も〇〇のタンスは俺のものだったり恋それはだったり。遊びがいっぱい。それをしっかり全力で見せてくれて楽しかったなぁ。
ドレスもたくさん着替えて見せてくれ眼福。お衣装担当の方もそれはそれは滾ったことでしょう。

おなじみの高田聖子さん、粟根まことさん、森奈みはるさんは流石の実力で舞台を面白く支えてて、どんな場面でも説得力があり頼もしかったです。
高田さん演じるマリア・グランデ女王がキョーレツだからこそ物語が深まるし、彼女のさりげないセリフにその心の傷もうかがえて一気に見えるものが広がった気がします。
粟根まことさん演じるスチームパンクのようないでたちのサイエンティストのケッペル先生がきっちり世界観を見せてくれるので冒頭と終盤の伏線がつながってああ!っと奇天烈な設定を面白く見れました。

石田ニコルさん演じるロザリオがラウル(神尾楓珠さん)やベルナルド(西垣匠さん)と葛藤しながら成長していく姿に希望を見ました。
浦井健治さんのシャルルがちゃっかり映像で出演してて可笑しかったです。お元気そうでよかった笑。

生瀬勝久さんのボルマン。五右衛門との丁々発止のやり取り凄かったです。なぜそんなセリフを普通に言えるのかな。個性がありすぎ。そもそもあのコスチュームとかつらが似合うのおかしいくないですか。

ふざけていても愛がある主人公。しっかりと自分の中の自分と対話して答えを見出す人。そんな登場人物たちと共有できた数時間。
希望を感じるエンタメに浸りました。

| | | コメント (0)

その他のカテゴリー

宝塚 凰稀かなめがいた宙組 宝塚 大和悠河がいた宙組 \ 宙 組 !!/ ♕ 花組 ♕ 月組 ♕ 雪組 ♕ 星組 ♖ 観劇 ♖ 宝塚 ♖ 宝塚OG ♖ コンサート ♖ ストプレ ♖ ディナーショー ♖ フレンチロックミュージカル ♖ ミュージカル ♖ 劇団☆新感線 ♖ 宝塚大劇場 ♖ 東京宝塚劇場 ♖ 歌舞伎 ♖ 歌舞伎座 ♖ 狂言/能楽 ♖TBS赤坂ACTシアター ♖『1789』 ♖『エリザベート』 ♖『ベルサイユのばら』 ♖『ロミオとジュリエット』 ♖キャナルシティ劇場 ♖シアターBRAVA! ♖シアタークリエ ♖シアタードラマシティ ♖フェスティバルホール ♖三越劇場 ♖中日劇場 ♖久留米シティプラザ ザ・グランドホール ♖九州厚生年金会館 ♖佐賀市文化会館 ♖北九州ソレイユホール ♖北九州芸術劇場大ホール ♖博多座 ♖国際フォーラムCホール ♖大野城まどかぴあ大ホール ♖大阪城ホール ♖天王洲銀河劇場 ♖宝塚バウホール ♖宝塚観劇-全国ツアー ♖宝山ホール ♖帝国劇場 ♖広島文化学園HBGホール ♖御園座 ♖愛知県芸術劇場大ホール ♖新国立劇場中劇場 ♖新橋演舞場 ♖日本武道館 ♖日本青年館ホール ♖東京芸術劇場プレイハウス ♖東急シアターオーブ ♖梅田芸術劇場メインホール ♖渋谷区文化総合センター大和田さくらホール ♖熊本城ホール ♖熊本市民会館 ♖福岡サンパレス ♖福岡市民会館大ホール ♖青山円形劇場 ♖青山劇場 ♗ 宙組 白夜の誓い/Phoenix宝塚 ♗ 宙組 ベルサイユのばら-オスカル編- ♗ 宙組 ロバート・キャパ/シトラスの風 ♗ 宙組 風と共に去りぬ ♗ 宙組 うたかたの恋/Amour de 99 ♗ 宙組 モンテクリスト伯/Amour de 99 ♗ 宙組 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA ♗ 雪組 ベルサイユのばら-フェルゼン編-特出 ♗宝塚宝石箱 ♘ 京極夏彦の本 ♘ 波津彬子の本 ♘ TONOの本 ♘ 本の話 おでかけ。 凰稀かなめ - ouki kaname 大和悠河- yamato yuga 大和悠河-宝塚時代 宝塚観劇iii- 薔薇に降る雨 + review 宝塚観劇iii- 外伝ベルばら-アンドレ編- + show(中日劇場) 宝塚観劇iii- Paradise Prince + review 宝塚観劇iii- 雨に唄えば(宙組) 宝塚観劇iii- 黎明の風 + review 宝塚観劇iii- バレンシアの熱い花 + show 宝塚観劇iii-A/L 宝塚観劇ii- 不滅の恋人たちへ 宝塚観劇ii-THE LAST PARTY(宙組) 宝塚観劇i- 維新回天・竜馬伝!+ review 宝塚観劇i- コパカバーナ(博多座) 宝塚観劇i- NEVER SAY GOODBYE 宝塚観劇i- 炎にくちづけを+ show 宝塚観劇i-ホテル ステラマリス+review 映画・TVドラマ 音楽