カテゴリー「♖ 観劇」の430件の記事

2020/02/25

方々、さらばでござる。

2月12日と16日、東京宝塚劇場にて宙組公演「El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-」と「アクアヴィーテ!!~生命の水~ 」を見てきました。
2月16日は千秋楽でした。東京宝塚劇場で千秋楽を観劇するのは、凰稀かなめさんの退団公演以来です。(近年はありがいたいことに映画館のライブビューイングで見させてもらっていますが・・時代は移り変わりゆきますです)

同公演は、宝塚大劇場で12月上旬に観劇して以来2か月ぶりの観劇でした。
待ち遠しくて、1月の終わりに観劇まであと何日かなぁと考えて、まだ半月以上も先なことに愕然としたりもしていました。
この公演は上演期間が1か月半と通常より長かったのでした(涙)。(「白夜の誓い」の時も1か月半だったので、東京の2月公演はそういう傾向なのでしょうか)

ということで待ちに待っての観劇の感想です。

「エルハポン」はストーリーの流れがすごくよくなっていると感じました。出演者全員の目指すところが1つになっていると。
そのうえで、それぞれの役の奥行きも感じられてとても面白く観劇しました。

いちばん変わった印象をうけたのは、星風まどかちゃん演じるカタリナかな。心の動きがすごく伝わってきました。
酒場でのシーン。いつもより声のトーンがちがうカタリナ。無理に明るくふるまおうとしているよう。
治道の帰国が近いことを知り1人ですべてを背負う覚悟でいるのかなぁ。でも寂しさは隠せないでいる。昔の幸せな頃を思い出したり。明るく自分に言い聞かせてみたり。揺れ動いている気持ちがすごく伝わってきました。

いつもは気丈なカタリナの弱さに触れた治道の戸惑い、心に湧き出す愛しさ、その思いゆえに彼女が笑みをとりもどすように柄でもないダンスを自らいざない(でもいつのまにかあっさり会得していた・・さすが剣士)、というそんなエモーショナルな流れが手に取るように見えて。
いつのまにか言葉はなくとも交わす目線とダンスとで心を通わすようになっていた治道とカタリナに涙しました。
そこから治道と訣しあらためて覚悟を決めたカタリナが歌うアリアのなんとも心に沁みること・・。2人の芝居がここまで来たのだなぁ。
真風さんは心を打つ芝居を自然にする人だなぁ。そして千秋楽にはずれなしの人だなぁと思います。
みちすじがちゃんと見えている人なんだろうなぁと思います。

主演の2人の芝居の深まり。そして2人とはちがうところで繰り広げられる人物たちの生き様、咆哮もさらに面白くなっていました。

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2020/02/24

守るべきものは。

2月17日に宝塚大劇場にて星組公演「眩耀の谷」と「Ray」を見てきました。―― の感想のつづきです。

瀬央ゆりやさん演ずる謎の男の正体は薄々察せられるものがありましたが、ほんとうに謎なのはなぜ彼は礼真を・・・?ということでした。
終盤にその理由が明かされるわけですが、そこがちょっと腑に落ちないといいますか。

血統だけではないはずですよね。血統だけでいうなら瞳花だって該当するし、ほかにも末裔は幾人もいそうです。なにより瞳花の幼い息子だって。
礼真の資質こそ相応しいからですよね。そこがふわっとしてた気がします。対比させる誰かとかがいたら面白いのになぁ。
愛月ひかるさん演じる管武将軍がもっと亜里の謎に踏み込む野心的な人物として描かれていたらなぁ。瞳花を通じてなにかを悟って動いているとか。

幼子をめぐる話の流れがなんともすっきりしないのです。管武将軍の無情さ、保身のための計算高さをあらわすだけの道具になっているようで。
瞳花も。美しく舞っている場合じゃない気がして。我が子を思う気持ち。母の嘆きはそんなものではないのでは。もっと主体的にかかわろうとする意志が見たかった。

管武将軍、幼子、瞳花。
このあたりの描き方、焦点の当て方が物足りなく感じます。
演じる方の力でなんとか埋めてもらうしかないのかな。来月もう一度見る予定がありますので期待したいです。
(が、新型コロナウィルスの蔓延も甘くみてはいられない状況で、今回が唯一の観劇であったかもしれません)

謎の男を演じる瀬央さんは、ごく普通の男のような雰囲気から話がすすむにつれていわくありげになっていくかんじが面白かったです。


宣王を演じる華形ひかるさんは、私欲でうごく狡猾そうな暴君の雰囲気。
巫女の敏麗を演じる音羽みのりさんは、宮殿の女性の誰よりも強い力をもっているように見える臈長けた女性。
宣王の妾妃瑛琳を演じる小桜ほのかさんは目ぢからのあるクールな印象の女性で、敏麗とは姉妹らしい。

この姉妹の目的もいまいちわからなくて。
宣王が「黄金の谷」に心動かされる人間であることは熟知しているのですよね。
瑛琳を寵妃にするために画策しているということなのかしら。
もしかして瞳花が盲目となったことにもかかわっていたりする? それは飛躍のし過ぎかな。
すんごくアクの強い婀娜な姉妹だったので印象的なのですが、思い返すとなにがしたかったのかよくわからない(笑)。
けど見応えのある姉妹で気になりました。

春崇役の有沙瞳さん。語り口調が優しげで、そしてお上手です。
ラストのしあわせそうな笑みが印象的で忘れられません。彼女のおかげで満足して良いものを見たわ~~としあわせな気持ちで幕間をむかえました(笑)。

印象的といえば、礼真をいざなう神さまの使い、小鳥か蝶かと見紛うようなしなやかに舞い踊る動きが美しくて。
あとでプログラムを見ると、水乃ゆりさんかな?
星組はデキル娘役が多くて層が厚いなぁとしみじみ思いました。


さて、ショー「Ray」について。
これは中村B先生、本望だろうなぁと思いました。
ロックもジャズも歌いこなす琴ちゃん(礼真琴さん)。シャウトもウィスパーも思いのまま。ヴォーカリストだわ。

MUSIC AND DANCE, SONG AND DANCE,DANCE,DANCE ‼︎なショーで、 素材で勝負って感じのスピーディーなショーで楽しかったです。
手拍子も裏打ちでノリやすくてよかったです。(「アクアヴィーテ」の頭打ちがずっと違和感で・・楽のウィスキーボンボンまでも涙)
なんというか、まさしくショーを楽しんでいる!という気分。

で気分がのったところに登場する愛ちゃん(愛月ひかるさん)。
ナニソレ。
ナニそのハットの被り方。ナニそのスーツの着こなし。ナニその長い脚のさばき方♡
正しく宝塚だわ~~~~♡

正統派エンターテイナーと正統派タカラヅカが交互にきて、なんだかムヒムヒ笑っちゃうショーでした。
そしてどっちついても踊る踊る踊る!星組生。
新生星組ってこうなんだ! まさしく新しい星組をお披露目されたかんじがしました。

綺城ひか理さんも天華えまさんも歌うまっ。
極美慎さんもそういうニュアンスで歌えるんだ。
この世代の男役さんの充実ぶり、凄いなぁ。

男役さんに負けていない、それぞれが半歩前に出ているような勢いの娘役さんにも驚きます。
娘役さんがカッコイイ(笑)。

そして名も知らぬ下級生にも綺麗なひとたちがたくさん。(星組下級生の舞台化粧技術すごい???)
そして踊れる。歌える。驚き。
ほかの組にだってチャンスさえあえば踊れる歌える生徒さんたくさんなのかもしれないけど、とにかくこれがいまの星組なのねと。
いろいろ瞠目するショーでした。(詳細はあまり覚えていない・・・笑)

星組はたまに見るせいもあると思うけど、下級生だと思っていた人の成長に驚きます。
星組さんは育てることに長けているのかなぁなんて思いながら帰路につきました。

来月もう一度見れることができますように!

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2020/02/21

真実を知るには勇気がいる。

2月17日に宝塚大劇場にて星組公演「眩耀の谷」「Ray」を見てきました。
期待の新トップコンビ礼真琴さんと舞空瞳さんの大劇場お披露目公演。チケットを手に入れるのは難しいかなぁと思っていたのですが、宙組東京千秋楽観劇の翌日に日にちを絞ってプレイガイドの先行にエントリーしてみたら幸運にも観劇が叶いました。

「眩耀の谷」はお芝居としては初の謝珠栄先生の大劇場作品でした。
古代の中国が舞台の作品として、音楽も舞踊も舞台美術も素晴らしいものでした。それを表現している星組の皆さんも。
凄いものを見たわと思いました。

宙組公演「エル ハポン-イスパニアのサムライ-」を見て、人を育てるということが明日への希望だなぁとしみじみと思ったのですが、この「眩耀の谷」を見てさらに、命をつなぐ次世代への愛が連々と人を生かしているのだなぁと思いました。
主人公が民を扇動し殲滅されゆくさまを美化する「メサイア」が美しければ美しいほどエモーショナルであればあるほど受け容れ難かった私には、この主人公礼真(礼真琴さん)の苦悩するさま、そして彼の決断に深く共感しました。

礼真の瞳には、そこに生きている人々の姿が見えている―― そう思いました。
生きるために、次代に命をつなぐために、虐げられ傷ついた民たちが必死で銀橋を渡っている姿に心迫るものがありました。
彼らを護るため目を配る男たちにも。
生きるということがどれほど尊いか。それを見せられたような気がしました。
有沙瞳さん演じる春崇がそれを象徴しているような役で幸せな気持ちのなかで終幕を迎えることができました。

「まことを知るには勇気がいる」
自分が真実と思っているものは、都合よく修正されたそれではないのか。
おそらく主演の礼真琴さんのお名前にも掛けられた“マコト”という言葉を噛みしめながら、この時世だからこそいっそう心に響くものがありました。

礼真琴さんは父母を敬愛し、尊敬する人の言葉に素直に感銘をうける純粋な青年丹礼真を全身全霊で演じてらっしゃいました。
礼真として民を思う気持ちはそのまま組を思う気持ちとも重なって見え、この役を通じて彼女自身が大きくなるにつれ、さらに深みのある作品になる予感がしました。

見ているとどんどん湧いてくる謎と、それが解けていく面白さ。
あのとき意味があるとも思わなかった礼真の行動にちゃんと意味があったのか!とか。(金属で叩くと火花が散る黄鉄鉱は「愚者の黄金」とも呼ばれる)
このさき公演を重ねてネタバレが浸透してしまってからは、内面を表現する芝居が勝負かなと思います。
磨かれていくことでさらに面白くなる作品だと思います。

ヒロインの瞳花を演じる舞空瞳さんは、一族の王の妹で舞姫の役。
可憐な彼女にぴったりな役かと思いきや、盲目にされ、しかも幼い子どもと生き別れてしまった悲しい女性の役。
彼女にとってこの役は挑戦だなぁと思いました。女性として言い尽くしがたい悲惨な憂き目に遭ったという実感は正直まだ伝わってこなくて、セリフの上だけになってしまっている感はありました。
盲目の役ということで目ヂカラを封印されてしまうのも難しいところかなぁ。星組には目ヂカラのある娘役さんが多いから(小桜ほのかさんとか音羽みのりさんとか小桜ほのかさんとか)つい薄い印象になってしまうのも気の毒な気がしました。
彼女がどうこの役を掴んでいくかで作品も深まっていくだろうなぁと。
盲目ながら舞う姿はとっても美しくて彼女の魅力が発揮されていました。ラストシーンで礼真と並ぶ姿も美しい対でした。

管武将軍役の愛月ひかるさんは、まだまだ本領発揮とはいかないかなぁというのが正直な印象でした。
まだお芝居が臆病というか。
もっと礼真の心酔が当然に思える武将としての器の大きさやキラキラ(ギラギラ?)したカリスマ性が見えたらいいなぁ。
そこからのギャップが見せどころじゃないかしら。
そうすると礼真の苦悩の理由に説得力が増すと思います。
コスチュームの似合いっぷりはさすがでしたので、役に相応しい色気も加味して魅せてほしいなと思います。

ひきつづき謎の男役の瀬央ゆりやさんについて書きたいところですが、健康管理も社会的責任なご時勢、睡眠時間確保のため、後日にいたしたいと存じます。

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2020/01/16

我らはいますべてがほしい。

ことしの観劇初めは1月7日の「ダンス・オブ・ヴァンパイア」博多座千穐楽でした。
赤いハンカチを持って行くようにと言われていたので、真っ赤なカットクロス持参で初参加。すごく楽しかったです。

作品ファンが多いのも「ソング・オブ~」じゃなくて「ダンス・オブ~」なのも納得。
そしてはじめて見る作品なのに時折かんじる既視感。原作の映画を私は見たことがある気がする。はるかむかしに。
そしてそれをリスペクトした創作物たちにも触れたことがあるはず。

それにしても山口祐一郎さんの華と真ん中オーラは凄いなぁ。
声の調子が万全ではないみたいで歌詞が聞き取りにくいのが残念でしたが。すごくテツガク的なことを歌っているような気がする・・わからないけど・・と思いつつ。でも私にはよく聞き取れないのですっぱり諦めて、ここはこの贅沢なエンターテイメントをたのしむことにシフトチェンジ。
山口祐一郎さんの歌でヴァンパイアダンサーの佐藤洋介さんがアクロバティックなパフォーマンスで魅せるシーンはほんとに贅沢だなぁと思いました。

圧巻は出演者ほぼ全員がヴァンパイアになって踊るシーンでしょうか。
——我らはいま、すべてが欲しい——
この尽きることのない欲望は、まさにいまの私たちの姿ではないかと。
どれだけ欲しがるのか。奪い尽くして貪り尽くして次の獲物を求めて彷徨う。まさにこの世界はヴァンパイアだらけ。
ああやっぱり伯爵の歌の歌詞ももっと感じたかったなぁ。深い知性とウィットに触れることができたのでは。ゆうても勝手な期待ですけど。
いつかまた見る機会があったら、こんどは伯爵目線で堪能したいなぁ。

ヒロインのサラ役の桜井玲香さん。乃木坂46の人らしい。
アイドルも変わったなぁ。媚びずに真っ直ぐに自分の実力で勝負するんだなぁ。
お風呂が大好きで、自由に憧れてて、伯爵の招待に応じて家を飛び出して行く。目的のためならリスキーなことも厭わない。というかリスキーなことにワクワクするタイプの女の子を迷いなくストレートに演じているなぁと思いました。
はかりごとのない、誰かを先に行かせて様子を見るより自分が先に行きたい子なんだなぁサラは。
「わたしはまだ何も知らない16の乙女だけれど」とかもったいぶったりもしないのね。その潔さ、好きかもと思いました(笑)。
少なくともそういうことに価値を見出す女の子ではないのねと。やりたいことはやってしまう。怒りたいときは怒る。人の気持ちを慮って病んでしまうような女の子ではないみたい。NOと言える女の子。

東啓介さん演じるアルフレート。
いつの間に危険を冒してまで救出に行こうとするほどサラを好きになったの? 彼女の何を知っているの? という役ですね(笑)。
サラにとってはいいお友達止まりな気がする。お人好しで大いなる勘違いをしてる。だからこそあのラストですよね。そのあたり、2枚目の俳優さんが演じると混乱してしまう気がします。
教授とのかけあいがコミカルで可笑しかったです。もっと2枚目半になるといいなと思いました。

伯爵の息子のヘルベルト役の植原卓也さん。ダンスがキレッキレ。ビジュアルも良かったです。なによりあのコスチュームを着こなすのが凄い。
わけありで生きにくい人(?)なんだろうけど、アルフレートにセクハラして笑いをとるのはもう前時代的だなぁと思いました。

作品のテイスト自体が前時代的ではあるんだけど。そこにいまの風をどう吹き込んでいくかが鍵な作品かなぁ。
すごく深いナニカがありそうなのに、たんなるダンスで盛り上がるだけの作品にしちゃうのはもったいないと思います。
それをどうたのしむかは、見る人しだいですけども。

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2019/12/12

おまえの決心は俺が見とどけてやる。

12月9日と10日、宝塚大劇場にて宙組公演「El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-」と「アクアヴィーテ(aquavitae)!!~生命の水~ 」を見てきました。

前回11月22日23日に見たときは、うまく咀嚼できないまま飲み込んでしまったような腑に落ちない印象を受けていたのですが、今回はぐいぐい引き込まれて集中して見ることができました。
ストーリーを追いながら集中して見ていると、あっそうなんだ、なるほどの連続。どの場面もどのセリフも、見逃すのが聞き逃すのがもったいなくて、ビューポイントも多々。目が足りない。となりました。

真風涼帆さん演じる主人公(蒲田治道)が内省的なサムライというキャラクターなので、役柄的に受け身なため、周りが強く押さないと強く押し返せない。周りの芝居しだいで起伏が乏しい作品になってしまうように思います。
前回見たときよりも周囲の人たちの気持ちが強くなっていたのが集中して見られた理由じゃないかなと思います。

とくにエリアル役の桜木みなとさんが変わったかも。より漫画的に押し気味に治道とかかわっていってた気がします。ひとの話など聞いちゃいない(笑)。一方的なエリアルに、そんなつもりはないのに巻き込まれてしまう治道が好きでした。
さらにもっと過剰にナルシストに演じてもいいのではないかしらと、そのほうがぜったいにたのしい(笑)。

それから、はる役の天彩峰里ちゃんも漫画的な役づくりが活きているなと思います。
今回は、ほかの奴隷に売られた女の子たちもキャラが濃くなっていて、みんなでわちゃわちゃしている場面がたのしかったです。それぞれにちゃんとキャラがあるのだなと。ロベルタ(花音舞さん)やアレハンドロ(芹香斗亜さん)とのかかわり方にも個性が見えました。

ドン・フェルディナンド役の英真なおきさんはいわずもがなで心得ていらっしゃる。目つきからセリフ回しから絵に描いたような下種が過ぎる悪党。こんなふうに演じられたらたのしいだろうなぁ。
ドン・フェルディナンドの手下の黒マントの軍団が、前回見たときよりもカッコよくなってました。スタイル良い人たちがマントを翻す姿は眼福。(下級生だと思っていた人たちがどんどんカッコよくなってきてて焦る~でも帽子が目深でいまいち判別がついていない私です・・涙)
せっかくなので、次に出てきたときにも誰が誰とはっきりわかるキャラづくりにするといいのになぁと思います。
あの悪辣な奸物ドン・フェルディナンドの手下となるような人たちだから、それは一筋縄ではいかない気性とか裏事情がありそう。

ヒロインのカタリナ役の星風まどかちゃんが情感豊かになってていてすごいなぁと思いました。肌色と合わないなぁと思っていたドレスもすっきりとして見えました。
なのに、まどかちゃんが存分にヒロイン力を表現できる場面がないのだよなぁ。
剣術の稽古を通じて治道との心の距離が近づく場面とか、治道の帰国が決まった知らせをうけて心揺れる場面とかは描かれていないのですよね。
2人が剣術の稽古をしているはずの時間に、宿屋の女の子達と使節団の若者たちが元気にエイヤー!やっている場面を見ている場合じゃないのよ私は~!(可愛いけど)

一緒に観劇した初見の友人も、意識が飛んだときに肝心な場面(治道とカタリナが心通わす場面)を見逃してしまったと思ったと言っていました。
いやいやいや、そもそもそういう場面がないのです。びっくりですよね。
どうやらこの物語りは、私たちが思っているのとは異なるロジックではこばれているようなのです。
それゆえに初見では上手に咀嚼できなかったのだと思います。

ストーリーを追いながら気づいたことですが、この作品は、少年漫画の流儀で見ないとだめなんだと。
「死に時を探して無為に生きていた主人公が、マストアイテムを得て覚醒する」物語なのだと。
そのアイテムが、守るべき人、倒すべき悪、ライバル、そしてトモダチ。
目的が達成されたとき、おのずと恋も成就する。そういうロジックなのだと。
(だから恋愛模様の展開にはあまり場面を割かないのだろうなぁ)
守るべき人とは、主君であったり愛しく思う人であったりですが、あちらがどう思うかは関係なく、自分がこの人と決めた人のこと。
ライバルはこの作品では変則的で、主人公は意図せず勝手に巻き込まれてる(笑)。トモダチもまぁそうかも。

基本的には翻弄され型の主人公で、内省的な恋愛体質なので、彼を動かすには突拍子もない人物や出来事が必要なのだと思います。
アレハンドロみたいなトモダチが。
宿屋の主人におさまっても、いろんなもの(事件)をアレハンドロが持ってきそうだな。そのたびに巻き込まれる治道、みたいな-その後のイスパニアのサムライ-のスピンオフが見てみたいなと思います。(こんどこそマカロニ・ウエスタンになるかな)
もちろん、もれなくエリアスと藤九郎(和希そらさん)がくっついてきますね。 

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2019/12/04

おとぎ話の終わりは。

11月21日に東京宝塚劇場にて、花組公演「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」と「シャルム!」を見てきました。
みりおちゃん(明日海りおさん)の宝塚最後の公演、はたしてチケットが手に入るのだろうかと思っていましたが、幸運にも友の会で当選して見納めすることができました。

お芝居「A Fairy Tale」は終演後、景子先生、これでもかと少女趣味をぶち込んで来ましたね(笑)と思って笑えてしまいました。
設定も舞台美術もセリフの端々も。過剰なほどに美しく清らで、自分が好まないものは世界観から排除してしまうそんな少女の夢。こそばゆいけど嫌いじゃないです。
本意でない政略結婚だったとはいえ、夫である相手に「あなたを愛したことなど一度もない」と言い切ってしまえるヒロインの強情な潔癖さ。これは遁世して夢見る少女小説家にでもなるしかありませんなと思ったらある意味正解で(笑)。
そういえば、寄宿学校でも授業中に妖精の絵を描いたり仕事を持ちたいなどと言ってクラスメイトの少女たちに引かれていたなぁ。夢想の中に生きてほかの少女たちからは孤立しているそんな子だったよね、シャーロット(華優希さん)は。
たぶん、このシャーロットというヒロインに共感する、あるいは自分を重ねてしまう宝塚ファンはすくなくないのではないかな。

なんだか笑えてしまったのはそんな心当たりが私にもあったからかなと思います。
そしてやっぱり終わりがハッピーエンドだったのも大きいかなと思います。(相変わらず権威主義で無神経なところがあるなぁ景子先生、、と思うところもありましたが。自分がハッピーでいるために踏みつけにしている存在に気づいてもいなさそうなところがあるなぁと。オールオッケーとは思えない部分が)

お芝居ラストのみりおエリュの振り向きざまの表情にいろんなものが過って見えたように思いますが、そのなかに悪戯好きのフェアリーの顔も見えた気がしました。
ああ、これもみりおちゃんが持っているもののひとつなんだなと思って、この期に及んで可笑しくなってしまったのもありました。
思い込み激しく一途に突き進んで破滅していく役がこのうえもなく似合っていたみりおちゃんですが、ほくそ笑む悪戯な妖精の顔もたしかに持っていたよなぁと。
端から見ていてちょっと辻褄が・・とか、えっこれで彼らが誰かのために生きていると思えるの・・とか、唖然とするストーリー運びであっても、心底から心を動かし嘘にならないところ、さすがだなぁと思いました。この純粋さがタカラジェンヌの鑑だなぁと。

この繊細な薔薇様が棲む世界を無邪気に愛した頃、遠く隔たり信じることが出来なかった頃、かけがえのないものと気づく頃。
妖精とは。
自分と重ねてみるとさまざま思うことが過るのは、みりおちゃんやそれぞれの役を演じきった花組の生徒さんたちの力によるものだったなぁと思います。いまの花組はすごく力のある組だなぁとしみじみ思います。芝居の良い組になりましたよねぇ。

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2019/12/02

薔薇の上で眠る。

11月23日に梅田芸術劇場メインホールにて、宝塚歌劇星組公演「ロックオペラ モーツァルト」を見てきました。

星組さん、こんなに歌が上手なんだとびっくり。私のなかではいわゆる“美貌枠”の生徒さんも、実力ある方々に引き上げられてか思ってた以上に歌えてて、これから星組さんを見に行ったらこのレベルの舞台が楽しめるってことかとポテンシャルの高さにわくわくしました。

作品自体は、私(わたくし)的にはあまり好みではありませんでした。
花組宙組の大劇場公演を見たあとだったのもあるかもしれませんが、やはり私は宝塚らしい舞台が見たいのだとあらためて思いました。

全体的に邪悪さも華も希薄で下世話さが強調されてて、宝塚でもなければロックでもないなぁと。
モーツァルトは卑俗な男なんだとは思うけども同時に愛される魅力もあると思うのだけど。
なんというか、モーツァルトには才能しか愛すべきところはないような印象を受けて、それはどうなの?と。
才能だけを愛されてほんとうの自分を愛されない孤独っていうのは芸術家あるあるだとは思うけど、彼もまた孤独なアーティストなんだろうけど、見ている観客には彼の愛すべき魅力がつたわるように描かれていてほしいなと思いました。

彼のピュアさ、信じやすさ、エキセントリックさ、身勝手さ、喜び、悲しみ・・・それらに心震わせられたかったなぁ。
孤独はすごく感じました。

世界観が矮小でスケールが小さく感じたのはなんでだろう。帰路ではそれをぐるぐる考えました。
親子間の愛情も姉妹間の確執も、どれも浅くしか描かれていないから、役者がやりようがないのではないかな。
なぜ、いまなおモーツァルトの人生が描かれ、人びとがそれに共感するのか。
とくにロックオペラとして描かれ、支持を得ているのはなぜか。
その答えとなるものとは真逆ななにかが散見されて楽しめなかったのではないかなぁと思います。
楽曲本来の活かし方次第ではそれも挽回できたかもしれないけれど、そもそも宝塚はそこは得意分野じゃないからなぁ。だからこそ、ストーリーの作り方が大事なんだけどなぁ。

1幕ラストの舞空瞳さんのダンスが印象的で幕間の脳内はその残像で埋め尽くされました。
フィナーレも素晴らしかったです。紫藤りゅうさんと極美慎さんのダンス場面は最高に好みでした(笑)。
そしてデュエットダンス! こんな心高鳴るデュエットダンスはひさびさに見るかもしれない。(コムまー以来かも???)
礼真琴さんと舞空瞳さんの新トップコンビを心から祝福した瞬間でした。
これからどんな作品を見られるのかたのしみです。

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2019/11/29

血路はこの手で開く。

11月22日と23日に、宝塚大劇場にて宙組公演「El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-」と「アクアヴィーテ(aquavitae)!!~生命の水~ 」を見てきました。

「エルハポン」は日本物と洋物の両方の宝塚を楽しめる作品でした。つまり真風涼帆氏の魅力を二倍堪能できるってわけです。
なにを着てもお似合いの真風さん。登場後一瞬にして脱ぎ捨てるためにだけに着用したと思われる菊花の縫取りのマントとか!(笑)。

初日があけて1週間足らずだったのですが、作品全体の目線が定まっていないような印象をうけました。まだ演者の皆さんのエネルギーがどこに向かっているのか行方知れずというか。盛り上がりのないまま大団円になっちゃった?という印象。
真風さん演じる治道が、おのれの死に方をさがしているような気持ちに抑揚の少ない役のせいもあるかもしれないけれど、台詞が単調に聞こえて心に引っ掛かって来ないと言いますか。
藤乃(遥羽ららちゃん)との場面がいちばん好きだなぁと思ったのは、たぶんこの時の治道の気持ちがいちばんリアルに伝わってきたからかなぁと思います。
過去の場面と現在とで、治道の心情にもっと緩急がつくといいのになぁと思いました。

いちばん心動かされたのは、治道がカタリナ(星風まどかちゃん)をドン・フェルディナンド(英真なおきさん)の館から救出する場面でした。
あのときもこんなふうに愛しいひとの手を取って、敵から護り戦い、血路を開きたかったよね・・・。
かつて叶わず残した悔いを、いまこのとき実現できている彼の姿にきゅんとしました。一度は死んだ彼の心が息を吹き返す瞬間を見ているようで。
生きていたら、昔の自分ができなかったことができる日がくる。それを希望と呼びたいと。
ラストシーンにもその希望がかんじられて温かいものが心にひたひたと満ちてくるようでした。エリアル(桜木みなとさん)も藤九郎(和希そらさん)もきっと今日の自分が持っていないものに手が届く日がくるよねと。

願わくば、まどかちゃん演じるカタリナに最愛の夫を亡くした女性の憂いとか漂う情感とかあるといいのになぁと思いました。元気に働く宿屋の女将さんなんだよなぁ。
それから、肌を黒く塗り過ぎな気がしました。どういうルーツの女性だろう。

治道とカタリナ、とおく東の最果てから辿り着いたサムライとスペインの街道筋の宿屋の女将、まったくかけ離れた文化や死生観をもっているはずなのに、内側にはたがいに通ずる悲しみや虚しさを抱いている・・・。そのたがいの心のうちを見つめ合う視線が見えたら良かったなぁ。
喪服を脱ぐ決意をするところ、治道と街で逢うときの気持ち、彼女のなかの頑なな花蕾が段階を経てほころんでいくような色めきが見えたらなぁと思いました。
なにゆえ誰がためにフェルディナンドのもとへ行こうとしているのか。しめっぽい女性に演じないところは好きだったけど、ただ正義感の強い勇ましい女性に見えてはつまらないなぁと。
ラストで、彼女は心から治道とともに生きたいのかな、打算じゃないのかなと疑ってしまったのですよね。それじゃああまりに治道が間抜けに見えてしまうから。そんなことはないと思いたい。

それと今回のお芝居、ショーを通じてなのだけど音響が悪く感じました。
お芝居では効果音がやけに大きく響いて、逆にセリフがマイクに乗らず聞き取りにくくかんじました。
セリフが単調に聞こえたのはそのせいもあるのかも。ニュアンスの変化を拾いきれていなかったのではと思いました。
2公演、ぜんぜん別の席でそうかんじたのですが・・・。気のせいかな。

お話自体は好きなので、細部に引っ掛からずにお芝居をたのしめますように。(あのラストはなんどでも見たいです)

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2019/11/02

アイスティルラヴユー。

10月31日に北九州芸術劇場大ホールにてNODA・MAPのお芝居「Q -A Night At The Kabuki-」を見てきました。

「贋作 桜の森の満開の下」 に比べると、目線がオトナだなぁというのが見終わった率直な感想でした。
歌舞伎で見たことのある場面、シェイクスピアの台詞、そしてクイーンの「A Night At The Opera」がタピオカで、NODA・MAPがミルクティーという印象でした。
ストレートプレイでQueenの楽曲をどう使うのかなと思っていたら、そうかこう使うのか。それも「オペラ座の夜(A Night At The Opera)」からだけなんだと。
「デス・オン・トゥー・レッグス」とか「シーサイド・ランデヴー」とか「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」とか「預言者の唄」とか「グッド・カンパニー」とか・・・何十年ぶりに聴くだろうと思いました。ベストアルバムにもライブビデオにも入っていなかった曲だから。ちょっと儲けもん。
ミュージカルや音楽劇に慣れている者としては物足りない気は正直しましたけど生じゃないのはしょうがないですね。

1幕は対立する両家、平家と源家のローミオとジュリエ(漢字だと瑯壬生と愁里愛)の悲劇の物語をなぞりながら、それをどうにかして阻止しようと未来のローミオとジュリエが奮闘するストーリーとでもいうのかな。
そうなった冒頭の場面がなぞでもあって。でもそれを考えるよりも目の前の展開が忙しくて。
若い2人(広瀬すずさんと志尊淳さん)の初々しい美しさ、それからの2人(松たか子さんと上川隆也さん)の吸引力。2人を取り巻く役者陣の達者さで、頭の中にハテナがいっぱいになりながらも、集中して見てしまいました。

2幕は2人が引き裂かれたあとの物語り。きっと見る人によって見えるものがちがうのだろうなと思うなぞめいたストーリー。
私には、かつての冷戦の世界観が見えました。平氏は拝金主義のアメリカ、源氏は人間を無名におとしめ抑圧するソヴィエト。
だからシベリア送り、強制収容所、極寒・飢餓・強制労働なのか。人間の尊厳はどこへ? そして飽食を貪る源氏の当主。
ラストシーンを見終わってそういうことだったのかと。
だとしたら、悲劇を阻止しようとしていたローミオとは何だったのだろう。
ジュリエは何を見ていたのだろう。
ローミオが手紙を託してから30年。手紙を託された者がパーティ三昧で渡しそびれた30年。
30年目に届いた手紙から何を読み取るのか、それを問いかけられたような気がしました。
それにしてもなぜ30年なのだろう。
「オペラ座の夜(A Night At The Opera)」のリリースが1975年。その30年前というと終戦の年。そこになにかを見出すのもありかもしれない。

物語りに登場する人びとは、立場や物語上の役割はあっても性格付けはとくにはない感じでした。役者さんの個性と技量と熱量で突拍子もない展開に必然性をあたえている。
この世界観にいてもあんな扮装でもなんの違和感もなかった羽野晶紀さんと橋本さとしさん。橋本さんのよく通る声、言いにくそうな台詞も明瞭に聞こえてさすがだなぁと。羽野さんの独特な声も良く通って、あの役たちにもリアルな気持ちが通っていることを納得させる力量すごいなぁ。
竹中直人さんは両極端な役の演じ分けがすごいなぁと思いました。どこに気持ちがある人なのだろうと思って見ていました。

松たか子さんは空気の読み方がすごいなぁと。ただそこにいるのが難しい役なのに。上川隆也さんの後半の熱演に目が離せませんでした。本領発揮だなぁと思いました。
広瀬すずさんのきっぱりと溌剌とした美しさは恋に命を懸けるジュリエットそのもの。そして彼女を真っ直ぐに見つめる志尊淳さんのローミオ。本当にロミオとジュリエットを見ているような気持ちになりました。2人とも身体能力もすごくてびっくり。若さっていいなぁ。
素晴らしい役者さんに囲まれて若い2人が思いっきり力を発揮している。
ストレートプレイに慣れない私が3時間という長い上演時間でも飽きずに見入ることができたのは役者さんの力量のおかげだと思います。(早口台詞でも明瞭な滑舌とか!)

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2019/10/26

死ぬまで一緒だ。

宝塚歌劇宙組全国ツアー公演のショー「NICE GUY!!」は、初演の頃は宝塚をあまり見ていない時期で、生で観劇したことがありませんでした。
のちにCSで放送された時に宙組&大介先生のショーだ♡と期待して見始めたのですが、どうしても受け付けない場面がさいしょのほうにあり挫折してしまった思い出があります。

全国ツアー公演の演目が発表された時には、そのまま上演して大丈夫なのかしらと心配したのですが、その場面は新場面に替わっていて、苦手だった場面がなくなってあらためて生で見ると男役のカッコよさが満載で、再演が熱望されていたのも肯けました。

『NICE GUY!!』つまりテーマはズバリ男役!!という潔いコンセプトどおり、青木先生によるキャッチーな主題歌で男役がカッコよく歌い踊り、かつ笑っちゃうほどのキザを競うように見せつけられて目が足りませんでした。ショーの最初から客席降りも織り交ぜられ畳みかけるように心を掴まれてからパレードまで、毎回あっという間だった気がします。

ショーの副題に「Sによる法則」とあるように、歌詞のサビの部分がSではじまるフレーズになっているんですよね(ということは、初演はYではじまるフレーズだったのかな)。その歌詞がけっこう笑わせにかかっているなと(笑)。あ、もしかして私がキザに直面すると笑っちゃう性質だから笑ってしまうだけで笑わせるつもりではないのかな。でも「死ぬまで一緒だ」と微笑みながら歌う真風さんを見たら笑っちゃうしか。この現実を私はどう受け止めたらいいのか。ありえないものを見ているなと。
現実じゃないものがそこに在る。
嘘も本当にしちゃう力。それこそスターたるゆえん。

たくさんの幸せな嘘で成り立っている宝塚においては、嘘だってわかっていても信じさせてしまう魔力があってこそ、トップスターなのだなと真風さんを見ていると思います。
真風さんを見るたびに、「だまされないぞ」「だまされるものか」と心で唱えている私です。気を許したら一巻の終わりだと思っています。
だまされてはそれを打ち消し、だまされては打ち消すを繰り返しているうちに終幕となり、夢のつづきをまた見たいと思ってしまうのだと思います。
真風さんには気をつけよう。危険すぎる。

トップコンビの真風涼帆さんと星風まどかちゃんの痴話げんかの場面も大好きでした。
調子に乗ってカッコつけまくる真風さんの前場とのギャップがツボ。長身さんだからコミカルなポーズがなおさら独特のハマり具合でたまりません(笑)。
そしてまどかちゃんの「涼帆のせいよ!」(笑)。トップスター様を呼び捨て?!(これを言わさんがためのあえてのこのキャラ設定とシチュエーションですか大介先生??)
現実では絶対にありえない、これも嘘の世界。(見ているほうがドキドキ)
―― 嘘の中にある真実がほのかに見える感じにドキドキしたのかもしれません。
一歩まちがえたら悪趣味になりかねないけど、まどかちゃんの一生懸命なプロ根性と真風さんの器の大きさをご当地ネタとともに楽しめる場面でした。
このバランスが魅力のコンビだなぁと。
真風さんのホールド力がいまの宙組のベースだなぁとつよく感じる場面でした。

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