カテゴリー「♖ 狂言/能楽」の11件の記事

2013/10/21

めでたやな。

Chuzaburo2013_2去る10月4日(金)、大濠公園能楽堂にて毎年恒例の
忠三郎狂言会へ行ってきました。

番組も確認せずに会場へ行き、パンフレットを開いたら、
「二人袴」「盆山」「素袍落」とありました。
あ!良暢さんことしめでたくご結婚なさったんでしたね。

「二人袴」は良暢さんの聟に、大藏基誠さんの兄。
お若いお二人のほほ笑ましい兄弟役。いまだからの雰囲気だなぁ。
基誠さんのお兄さんは、とてもやさしそう。
良暢さんの聟は、本当に可愛い。このおおらかで可愛い雰囲気はお血筋だぁ(^^)
どうなるかはわかっているんだけど、とにかく二人が可愛くて楽しかったです。

昔の人も、趣味のためにはここまでやったんだ(笑)と思わず共感の「盆山」。
鯛はたいたいと鳴くのか(笑)。

「素袍落」、悪い人はひとりもいない。だけど人間関係はむずかしい(笑)今も昔も(^^)

ことしは重いものはなく、軽妙で思わず目尻が下がり頬が緩む作品が3つ。
いまだから見られる感じられるものってあるよねぇと、
しあわせな気分で一期一会を思いながら能楽堂を後にしました。
この先十年、二十年と見続けられたらしあわせだなぁ。
そのうち、良暢さんの「靱猿」の猿曳が見られるかしら(^^) たのしみです。


 平成25年10月4日(金) 午後6時45分開演 福岡大濠公園能楽堂

 「二人袴」 聟 茂山良暢、兄 大藏基誠、舅 中島清幸、太郎冠者 新島健人
 「盆山」 男 川邉宏貴、有徳人 田口俊英
 「素袍落」 太郎冠者 茂山良暢、主 河原康生、伯父 大藏彌太郎

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2012/10/09

そも恋は何の重荷ぞ。

Chuzaburo先週金曜日は、夫の引越しの荷物を出したあと
娘と忠三郎狂言会に行きました。

毎年10月の第一金曜日に開かれるこの狂言会に行くたびにもう1年経ったのかと思うのですが、
忠三郎さんの一周忌である今年はさらに感慨ひとしおでした。

忠三郎さん、千作さん千之丞さんという
狂言界の燻銀の芸を見られることが魅力で
毎年見てきたこの狂言会でしたが
残念なことに忠三郎さん千之丞さんのご逝去により
昨年より大きく様変わりしました。

良暢さんをはじめ、大藏流の若手の狂言方の芸を見つつ
狂言の世界のこれからに思いを馳せる会になったような気がします。

さて。ことしの選曲は「禰宜山伏」「文荷」「泣尼」でした。

「禰宜山伏」は、禰宜を善竹忠亮さん、山伏を良暢さんがつとめられました。
忠亮さんは初めて拝見しました。
強力な山伏の良暢さんに対して、非力で人の善い禰宜という雰囲気でした。
山伏の前でぶるぶると震えるところや、美味しそうにお茶を飲むところが好きでした。

良暢さんの山伏はいやなやつ(笑)。
出羽の山から下りてきたばかりで、その立場、霊力を嵩に来て居丈高。
修行した山を上に見て、市井の者たちを見下している感じ。
現代でもいる。こんな人。
自分が属している方を上に見て、他の人たちを偉そうに見下す人。
自分が敬われないと無理無体云う人。

昔の観客であったお侍さんたちは、山伏が好きじゃなかったのかなー。
偉そうな山伏が面目をなくして逃げていく姿に、滑稽を感じていい気味と思ってたのかなー。
そんなことを思いながら見ました。

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2011/10/10

しょうがないなぁ。

狂言の何に惹かれるって、私はその人という生きものへの温かい目線です。

足りない人、小賢しい人、抜けてる人、横柄な人、傲慢な人、悋気な人、嫉妬深い人
いろんな人が出てきて、あらあら・・・なことをするけれど
人ってそんなもんだよねぇ。と受け容れている、その寛容さが
魅力かなぁ。

「ゆるさせられい、ゆるさせられい」
「やるまいぞ、やるまいぞ」
と退出していく主従。
こんなやりとりを、きっとこの人たちはまた明日も繰り返していたりするのだろうなぁ。
そんなふうに思える安堵感や信頼感を狂言の世界で感じることができる、
笑うことができる自分を確認して、安心するひととき。

それが私にとって、狂言に触れる喜びかなぁと思います。


ということで、今年も大濠公園能楽堂にて「忠三郎狂言会」を堪能してきました。
昨年末に、茂山千之丞さんがお亡くなりになり、
毎年福岡の地で茂山千作さん千之丞さんを見られるこの機会をとても楽しみに
していましたので、もうそれが見られないことがとても残念でなりませんでした。

けれども今年のご招待券とともにいただいたちらしに
茂山良暢さんの舞台歴25年記念特別公演(4歳で初舞台)と銘打たれ、
大曲「釣狐」を良暢さんが演じられるとあり、楽しみにしておりました。

そんな折の今年のお盆を過ぎた頃、忠三郎さんご逝去のお報せ。
大曲に挑戦される良暢さんにとって大きな柱であるお父上を亡くされたことは如何許りの・・・
また番組演者はどのようになっているのだろうかと思いながら
大濠へ足を運びました。

けれど能楽堂について自分の席に着いてからは
そんなことも忘れて愉しんでいました。
どの曲も面白かったです。
たぶん、良暢さんの舞台歴25年の記念ということで選ばれたのでしょうか
2つの狂言はおおらかでおめでたい感じ。
そして、休憩を挟んで3つめが「釣狐」でした。

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2010/10/01

おほらかに心地よく。

ことしも大濠公園能楽堂で忠三郎狂言会を見ることができました。
番組は、語「鎧」、「昆布賈」、「柑子」、「仁王」でした。

昨年は術後の養生で来福されなかった忠三郎さんが、「鎧」の語をされました。
お元気になられてよかったです。

良暢さんのおおらかさがますます磨かれて昨年よりずっと余裕がかんじられました。
笑い顔がいいんですよね~ ついつられて見所も笑ってしまう(笑)。
小狡さがまったくなくて、お馬鹿さに愛嬌がある良暢さんは、
「昆布賈」の大名がよく似合います。
脅されていいように、平家節だの小歌節だので昆布を売らされるのに
踊り節のあたりでは、状況も忘れて楽しそうに歌い踊りだすところが可愛かったです。
お父様譲りの大きくておおらかな声がいいです。

「仁王」でも、仁王になりきったポーズだけで愛嬌があって可笑しかったです。
腕や首や肩にいろんなものを引っ掛けられてもなすがまま(笑)。
オチが見えているだけに、すっかりいい気になってうれしそうにしているのが
可笑しくて可愛くてたまりません(笑)。
参詣人たちが、思い思いに掛ける「願」の内容も可笑しかったです。
たぶん、皆さん切実に願を掛けていたと思います。
煙草が値上がりしたによって禁煙したいとか・・・(^_^;)

千作さんと千之丞さんの「柑子」は最高でした。
すごくライブ感があって、大笑いしました。
三つ成りのミカンを2つまで食べてしまった言い訳がすんだところで、
平家物語にある成経、康頼、俊寛の流刑の話をはじめて・・・
オチがみえみえ~\(^o^)/ その間といい口調といい、
ここで笑かす千之丞さんサイコー(笑)。
1つ目を食べた言い訳から、どれもこれも、さんざん笑いました。

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2009/10/03

そろりそろりと参ろう。

昨夜は、大濠公園能楽堂で催された忠三郎狂言会に行きました。
月初の仕事を休めない日でしたので、バタバタと退社して次女と待ち合わせ。
去年は、ムラ観劇と重なって、見ることができなかったので
2年ぶりとなります。

残念ながら忠三郎師が術後の療養中ということで、今年は福岡にはいらっしゃれなかったようです。
代わりに忠三郎師のご嫡男、良暢さんがご挨拶、「福之神」では代わって勤められました。
2年ぶりに拝見する良暢さんは、だいぶ大人びて見えました。

番組は、
 「福之神」 福之神 茂山良暢、参詣人 河原康生 篠原太一
 「鬼瓦」  大名 茂山千作、太郎冠者 茂山千之丞
 「木六駄」 太郎冠者 茂山良暢、主 中島清幸、 茶屋 田口俊英、伯父 山口幸生?
        (伯父の代勤は、アナウンスがありましたが失念してしまいました)

「福之神」では、良暢さんが福之神でした。
朗らかな感じが良かったです。
うまいこと言って、参詣人からお神酒をもらってらっしゃいました(笑)。
うまいこと言って、なんだかよくわからないけど皆幸せそうだからいいか、と思わせるのが
良暢さんの持ち味かも。

「鬼瓦」は、大名が茂山千作さん、太郎冠者が茂山千之丞さんでした。
さすがのお2人。小さい笑いから、大きい笑いまで自由自在のようでした。
この演目は、ねたがねぇ(笑)。憎たらしいような、しんみりしちゃうような。
どっちやねん、という可笑しさがよかったです。
恋しがっているのに、その言い様(笑)。
幕後の可愛いお爺ちゃんにおちょくられたような感じがたまりませんでした。

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2007/10/20

忠三郎狂言会に行ってきました。

昨夜(10/19)は、忠三郎狂言会に行きました。
皆さんに風邪をひかないでね、と言っていたのに私が風邪?をひいてしまい…(^_^;)
朝から頭痛、頭重で風邪薬を服用し、不安要素を抱えての狂言観賞となってしまいました。

番組は、
 素囃子 「安宅」瀧流
 「通圓」(通圓 茂山忠三郎、旅の僧 中島清幸、里人 秋吉英二)
 「魚説経」(僧 茂山千之丞、男 茂山千作)
 「花子」(洛外に住む男 茂山良暢、太郎冠者 河原康生、女房 大藏千太郎)

「通圓」は、能「頼政」のパロディということなのですが、元ネタを知らないのでツボがわからないまま終わってしまいました…(涙)。
通圓の忠三郎さんが、面をつけていたのは、亡霊だったから…なんですね。
あとで解説を読んだら、お茶の「点て死に」なんて、めちゃ面白そうなんですけど、ああ理解力不足で残念・・・(>_<)。
なんとなく物悲しい雰囲気は、通圓が亡霊となってその経緯を語っていたからなんですね。
真面目に謡い舞っているのに、持っているものが茶道具だったのが、妙に可笑しかったです。
この曲は、五十年忌にあたる先代の追善の演目でもあるそうです。

「魚説経」は、さすがのお2人。わかりやすい言葉遊びのような笑いだったので、ストレートに可笑しかったです。
お2人ともぜんまい仕掛けのようにお可愛らしくて、「おじいちゃん好き」の私はたまりませんでした。

「花子」は、良暢さん初披露。(東京の公演では芸術祭参加作品になってました)
鷹揚で無邪気な若い男といったかんじでした。花子に会いたい一心で…というのが、可笑しかったです。もう、何を考えているのか手に取るようにわかるんです。
朝帰りの雰囲気に、ドキッとするところが加わるとさらにいいかも。でも良暢さんの個性とはちょっとちがうのかな。
良暢さんは、花子の手管にのせられて、いいように手玉にとられている気もしないでもない。とってもうれしそうで…そこが可愛いかな。もう、男って単純ね~って思いました(笑)。

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2006/10/07

忠三郎狂言会@大濠公園能楽堂

昨夜は、大濠公園能楽堂へ忠三郎狂言会を見に行きました。

別の世界のことで鬱々としていましたが、
見に行って良かった~~~~和みました。

番組は、「萩大名」「盆山」「千切木」。どれも初めて見るものばかりです。


「萩大名」・・・・・・大名 茂山千作、太郎冠者 茂山千之丞、庭の亭主 茂山忠三郎

待ってましたのお三人の競演。
居るだけで愛嬌のある千作さん、お可愛らしい千之丞さん、どっしりしている忠三郎さん。
揚幕が上がった時から期待でうれしくなってしまいました。

千作さんの田舎大名はおばかさんでおとぼけで面白くて。
台詞がぜんぶ千作さんのもの。っていうのでしょうか。自然に出てくる感じです。
なにげない表情、言葉の調子、受け答えの間に思わず吹き出してしまいます。
千作さんの萩大名のキャラクターそのものが可笑しいというか。
これが何百年も前の作とは思えないくらい。今、この時に、なんの補注もなくとも可笑しい。

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2006/09/20

ふくおか「万作の会」20周年記念の。

昨日、お正月恒例のふくおか「万作の会」の案内が来ていました。
来年はふくおか万作の会の20周年記念ということで、
萬斎さんは秘曲「釣狐」を
万作さんは「三番叟」を踏まれるとか。

ああっ・・・すごい~~~!!!

けど・・・来年の私はそんな余裕がないかも。経済的にも。
ということでチケットの申し込みを躊躇してしまいました。
1日遅れるだけで、お断りになるかもの厳しいチケットなのに・・・。

(3月のドラマシティの主演者しだいでは通いつめそうな気がするし…まだまだ発表は先だし…)
(この状態で、宝塚以外の…というか宙組以外の舞台を逃しそうな気がします…)

万作さん、万之介さん、裕基くん(萬斎さんのご長男)の「井杭」もあるんだ…。

狂言観賞は一生の趣味。と認識しておりますが
来年は小休止かなぁ。(涙)

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2005/10/08

忠三郎狂言会

金曜日、大濠公園能楽堂に忠三郎狂言会を見に行ってきました。

番組は、 「三番三」「察化」「腰祈」でした。

 「三番三」・・・・・・三番三 茂山良暢、千歳 田口俊英
 生で見るのは初めてでした。DVDで萬斎さんの三番叟を見たことはあったんですが…。
 萬斎さんは血管切れそうなイメージだったけれど、良暢さんは鷹揚な印象を受けました。ユーモラスでさえあったような…(ごめんなさい)。
 でもプリミティブな雰囲気をじゅうぶんに堪能させていただきました。良暢さん、これからも忠三郎師を目標にがんばってくださーい!

 「察化」・・・・・・察化 茂山忠三郎、主 茂山千之丞、太郎冠者 茂山千作
 初めて見る曲でした。千作さんが可笑しくて可笑しくて…。あの間の良さはなんなんでしょう。
 これまでに見た狂言の中でも、こんなに笑ったのは初めてです。そして80代とは思えない身軽さ・・・ ノリノリってかんじでした~
 生真面目な千之丞さんの主、なすがままの忠三郎さんの察化も良い味を醸し出していて可笑しかったです~)^o^(
 (家に帰って計算してみたら、このトリオ、合わせて245才! 恐るべし狂言師の体力&センス~~!)

 「腰祈」・・・・・・祖父 茂山忠三郎、山伏 茂山良暢、太郎冠者 河原康生
 これも初めて見ました。
 高齢のお祖父さんが、とっくに成人した孫に対して、好きな飴を頬張らせてやろうとか、えのころ(仔犬)を抱くのが好きだったから抱かせようと思って飼っていたのが大きくなってしまったけど、抱かせてやろうとか… ありがちな微笑ましさが好きでした。
 自信満々な若い人、いつまでも孫を幼子のように思っているお祖父さん・・・互いの認識の差、世代間ギャップって、いつの世も同じですね。そういうところに着眼して、笑いにしていく精神が好きだなぁと思います。
 「察化」の思わず噴出す笑いとはちがって、くすり・・と笑ってしまうかんじでした。

 平日の夜で、仕事を終えてバタバタと駆けつけましたが、行ってよかった~と思いました。

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2005/07/22

萬斎の会@大濠公園能楽堂

先週の土曜日、大濠公園能楽堂で萬斎の会を観てきました。
ことしのお正月の万作の会を見ることができなかったので、1年ぶりの万作家でした。

萬斎さん、相変わらず若い。
驚いたのが淡朗君。こんなに大きくなって…もしかして、一門で今一番長身? オバチャン驚いたわー!状態でした。

番組は、

  萬斎ファイル「物売る人々」
   小舞「雛売」(萬斎)
 狂言「昆布売」(万之介、高野)
 狂言「酢薑(すはじかみ)」(万作、石田)
 狂言「煎物」(萬斎、深田、月崎、高野、竹山、淡朗)(敬称略)

でした。(物売りが出てくる曲づくしですね)

「昆布売り」は、大名が万之介さん、昆布売りが髙野さん。
大名が、お供も連れずに北野詣でしていること自体、茶化されているような気がするのですが…^_^;。
でもやっぱり、体裁が悪いのか、通りがかりの昆布売りに太刀持ちをさせようとする…。そんな、誰にでも太刀を持たせていいの~?と思っていたら、あんのじょう・・・
身分の低い昆布売りに、太刀で脅されて、物売りの歌を歌わされる大名が可笑しかったです。万之介さん大名は、どこか憎めないし、歌わされつつもそれなりに愉しそうに見えました(笑)。
髙野さんの昆布売りは、あっさり上品な感じでした。

「酢薑」は、酢売り(万作さん)と薑売り(石田さん)が、互いに自分の方が由緒がある…みたいなことで争うんですが…。なんで、そんなことを張り合うの???(笑)(薑って生姜のことだそうです)
張り合う手段がまた、言葉の端々に、生姜だから「カラ(辛いのカラ)」、酢だから「ス、スイ(酸い)」を巧い具合に入れていく…というもの。はっきり言って、ナニが愉しいの!ってカンジなんですが…^_^;
それなのに、万作さんと石田さんが演じると、ヤケに愉しそうに見える。ナニが愉しいのかわからないけど、うれしそうな顔を見ていると、なんだかほのぼのして、見所も笑ってしまう…そんな感じでした。
キャリアのあるお2人が演じるからこその味だなぁと思いました。

「煎物」は、復曲モノということで、本来の笑いのツボが現代ではわかりにくくなっている曲を、本来こうであったのではないかとの解釈で、上演しているものだそうです。(平成12年「野村狂言座」以来)
初めて見ましたが、煎物売り(萬斎さん)の仕草や間がとても可笑しかったです。また、煎物売りがどんなにおちゃらけても、売ろうかなで策を弄しても、真面目な何某さん(=お祭りのリーダー?/深田さん)の風情が好かったです。どちらかというと強面の深田さんを中心に男たちが至極真面目にお囃子を練習している姿が…なんとも…ぷぷぷ…。でした。(鵲云々と謡うお囃子の文句や調子の雅びさも…^_^;)

自分の側ではない他者を嘲笑するのではなく、自分もそのような人間の1人として、その愚かさをいとおしみつつ笑って受け入れる心持ちが好きで、狂言っていいなぁと今回もまたしみじみと思いました。
(秋は忠三郎狂言会に行くぞ~! でもなんでいつも平日なの~! 友人Uと行けないから寂しいなぁ)

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