持てる者も持たざる者も。
曲がった者も真っ直ぐな者も。
単純な者も複雑な者も。
いじけた心も奢った心も。
からだの傷もこころの傷も。
おもいどおりにいかない計画も。
いじめも。何も知らない人も。
在るのがあたりまえ。
居るのがあたりまえ。
ここで
どう生きていくのか。
自分が持っている性質で。
TONOさんのカルバニア物語16巻を読みました。
曲がった者も真っ直ぐな者も。
単純な者も複雑な者も。
いじけた心も奢った心も。
からだの傷もこころの傷も。
おもいどおりにいかない計画も。
いじめも。何も知らない人も。
在るのがあたりまえ。
居るのがあたりまえ。
ここで
どう生きていくのか。
自分が持っている性質で。
TONOさんのカルバニア物語16巻を読みました。
昨年のクリスマスはこれを読んでました。
「カルバニア物語」
なんと続きに続いて15巻。
なんと20年越しのシリーズ連載。
15巻には、タニアの国外追放になっていた母、
元カルバニア王妃プラティナが登場します。
まるで人が変わったかのように、幸せそうに・・・。
えーと、、プラティナはなんで国外追放になったんだったっけ。。。
あれ、、、、?
さすがに15巻、十ン年越しともなると記憶があいまい。
ということで、先日寝込んでいるときに1巻から読みはじめ
15巻まで読了^^;
(1巻のエキューとタニアがいまとはまるで別人^^;)
そうでしたそうでした。
「世界一美しい王妃」と呼ばれたプラティナ・カルバニアは
ハンサムでやさしい夫、カルバニア国王リカルドを愛していた。
幼い娘タニアと夫と3人で手をつなぐときも、タニアとでなく
夫と手をつないでしまい、夫にたしなめられるくらいに。
(真ん中が娘じゃなくて、真ん中が夫になって)
美容や占いが大好きな彼女と、本が好きで道楽で童話を書いたりもする夫。
価値観はまるでちがうけれど、彼女は夫も娘も愛してた。
夫であるリカルド国王も彼女を愛していたにちがいないけれど、
彼女は不安だった。
絶対的なもの、永遠に変わらないものを彼女は求めていた。
満たされぬ想い。
すれちがい迷って、
魔法の薬や奇跡の水を信じて、とんでもないことをしでかしてしまい
国外追放になったんだよね。
あのあぶなっかしかったプラティナが――なんとまぁ。
さすが、TONOさん、ストーリーテラーだなぁ。
この世には絶対も永遠も、奇跡も魔法もない。
だけど時には、そんな言葉がどうしても必要。生きていくためには。
だから言ってね、うそでいいのよ、信じないから ―― と微笑むタニア。
心痛む経験をしたからこその、彼女の成長に、しあわせな心地がした7巻。
あれから10年以上経っているのかぁ。
漫画の中の彼女たちはぜんぜん歳をとらないけど^^;
『魔法も奇跡もすべて君の中に』
『絶対も永遠も全部我々の中に』
タカラジェンヌが好きなように、宝塚が好きなように、
私はこの物語が好きです。
私がいままで出会った漫画の中で
もっとも大好きなTONOさんの『チキタ★GUGU』が
B6判の新装改訂版として出版されました。
1月は2巻まで、順番に毎月2巻ずつ全6巻刊行されるようです。
初出は、1997年。
私なりにいろんなことがありました。
けっきょく、自分が強くなり、
人を ―― 相手を、自分を、ゆるすことでしか
道は拓けないんだと知りました。
そんな私の心に寄り添ってくれる物語でした。
やっぱり、いまでも涙なしでは読めない物語です。
人喰いの妖(あやかし)のラーは
チキタの両親を食べて、チキタも食べようとしました。
でも、チキタはとっても不味いんです。
妖のあいだでは、
『不味い人間を100年飼育するとえもいわれぬ美味になる』
と言われています。
ラーはチキタの飼育を始めました。
人間を100年生かすのは大変です。
いろんなことから守ってあげないといけません。
そうして暮らしていくうちに ―――
ちなみに、主人公の名前は『チギタ』じゃなくて『チキタ』。
けど、主人公のチキタは、チギちゃんで見てみたいな。
人喰いの妖のラー・ラム・デラルは大ちゃんがいいな。
第6話を過ぎる頃にはほとんどクマさんだけど^^;
300年の時を生きるせつなくてかなしい人喰いのクリップ(美形)は、
かなめさんに特出してもらって・・・
こちらのほうも出ていました。
『コーラル~手のひらの海~』3巻。
昨年の夏に・・・^^;
こちらもポチり。
あいかわらず、せつなくて可愛くて残酷。
心の欺瞞をやさしくあばいていく。
そんなお話。
人は守りたい大切なものがあるから強くなっていく。
でも、大切なものがあるということは、おそろしいことでもある。
(憎しみもまた愛から生まれるのです――とバトラー船長も言っていたなぁ)
ものがたりはこのあと、どうなっちゃうんだろう。
いったい、主人公の珊瑚は、彼女のものがたりのなかの主人公の人魚のコーラルは
どんなものと向き合うことになるのだろう。
つづきが気になります。
巻末のおまけのものがたりが美しくて好きでした。
人魚の女王様のせつなくやさしい過去のおはなし。
ツイートで『チキタ★GUGU』のB6新装版が出ると知ったので
アマゾンを確認したら、『カルバニア物語』の14巻も出てました。
―― 昨年の秋に・・・^^;
(いや、この1年忙しかったからなーーー。)
(去年はゆうがさんの舞台が立て続け、、、
きわめつけに今年は青天の霹靂でかなめさん落ち、、)
というわけで、さっそくポチりました。
あいかわらず、TONOさんのお話の展開のうまいこと。
真相がわからない出来事には、かならずセットで
ありそうな虚偽がさももっともらしく噂となって流れるものなんだよねぇ。
でも、真相はぜんぜんちがうところにあったりする。
今回もほんのすこしせつなくて、温かくて、乱暴で
やっぱりせつないお話でした。
このエピソードはまだつづくようです。
しかし、20年頭頂を輝かせていた人が実は――
世界一美しい王妃だった人が――
まさかーーーー!って思うのは
人は他人のことを、手前勝手なイメージを拵えて
安心しているだけなのかな。
こうであってほしいというイメージのなかで。
恋人のことも、友人のことも、家族のことも。
知らないことだらけなのかも。
TONOさんの「コーラル~手のひらの海~ 2」を読みました。
相変わらずストーリーテラーだ。
ディテールの隅々までTONOさんワールド。
こんなことをしてまでも生きていかなくてはいけない者がいて
こんなことをしなくては生きていけない者がいて
こんなことをしながらも生きている者がいる。
日々の些細な張り合い。
自分を支える矜持。
自分を守る嘘。
人は夢を見るだけでは生きていけない。
夢を見る作業と並行して
見た夢をそっと独りで殺す作業をくりかえす。
それが生きるという事だと
キラキラと可愛いキャラが目の前につきつける残酷な事実に
目をそらさせない ―― それが、TONOさんワールド。
人を想うこと。信じること。とらわれること。
それが人間らしさで
それがいとおしくて、しらず落涙する。
TONOさんの「カルバニア物語 13」を読みました。
黒いバックの表紙は、13巻目にして初ではなかろーか。
相変わらず美しくて凶暴で稚くて男前のエキュー。
大好き。
悠河さんでどうかなーといつも思うです。
(どーでしょーか、荻田先生???)
ああ、ただ1つだけ問題が。
エキューって貧○だった・・・・・・
いやしかし。
立派に潰して男性を演じていた悠河さんにできないはずはない。
幼なじみで親友の女王タニアはヒヅキさんでどうだろう?
あ。
でもタニアは巨○だったんだった・・・・・・・
む、むりかな。。。。。
(以下ねたばれです)
『恋することも 美しいことも
はかなくて むなしい』
自分をとりまく人々の想いをうけとめていとおしみ
前を向いて生きていく彼女(タニア)はそう思います。
その儚いものを追い続けるのが人間なのだろう。
大野拓史先生の散りゆくものへの愛惜――
荻田浩一先生の失ったものへの追憶――
私が宝塚に惹かれ、大和悠河さんに惹かれるのも
だからこそだと思います。
TONOさんの『カルバニア物語』12巻読了しました。
カルバニア王国初の女公爵エキューのぶっとびぶりも魅力的ですが、
この巻では、カルバニア初の女王タニアの真っ直ぐさ
着実に身に着けていく自信がステキでした。
巻の中盤以降に登場する新キャラがなにやら面白いことになりそう。
正統な戦いを挑まず、卑屈な自分を育てていった男、ナジャル(新キャラ)。
彼は、タニアたちと関わることで変われるのか。
さわやかじゃない父子も面白い(笑)。
隣国のコンラッド王子のタニアへの想いはどうなるのでしょう。
(このコンラッド王子の白皙ぶり、和央さんが似合いそうだったんですよね~)
次巻がたのしみ。
大人が読んでも面白いコミックです。
大好きなTONOさんの新刊が出ていました。
TONOさんが描く女の子のバストが大好きな私には、
人魚設定はちょ~うれしい。)^o^(
でも…本当の主人公は、人魚たちではなくて・・・。
さすが、ストーリーテラーTONOさん!と唸る1冊。
副題の意味が深いわ。
可愛さとやさしさと残酷さ。
現実と夢。
またひとつ、私に大好きな世界ができました。
さぁ。明日は大大大好きな悠河さん&ジャスティンに会いに行くぞー!
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チキタ★GUGU全8巻読破。
(↑190p/1巻のマンガです)
こんなにご都合主義なラストもないと思います。
悲しい悲しい物語の末に、生まれ変わる(生まれ直す)んだもの。
でも、この結末は、この物語に泣いたすべての読者のために必要なんだと思う。
人は、みかんの断末魔の叫びは聴こえない。
りんごの断末魔の叫びも聴こえない。
もし、皮を剥かれるみかんの叫びが聴こえたら、どうするだろう。
人食いの妖怪ラー・デム・デラル。
彼にも人間の痛みがわからなかった。
でも、人間のチキタと「百年」を始めて、彼と慣れ親しみ
彼を失くしたくないと思ってしまった。
人間たちの中に、チキタを見るようになってしまった。
命にはいつか終わりがある。
愛を渡せた人生は幸せだと思う。
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